【2025年最新】非常用バッテリー・非常用電源のおすすめ5選を防災士が解説します

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非常用バッテリー・非常用電源のおすすめ人気ランキング【2025年最新】

こんにちは、防災士の石川です。

非常用バッテリー・非常用電源は、災害時の停電対策としてはもちろん、台風や雷による瞬間的な停電、キャンプや車中泊、避難生活など、あらゆるシーンで活躍します。

災害による停電が長引くと、スマホの充電、冷蔵庫の使用、医療機器の稼働など、命に関わる“電力”が確保できなくなります。近年の大規模災害では、3日以上の停電が発生した地域も少なくありません。

そうした事態に備えて今、注目されているのが「非常用バッテリー」「非常用電源」です。この記事では、防災士の視点から、実際に現場でも役立った厳選5商品をご紹介します。


非常用バッテリー、非常用電源の選び方|5つの重要なポイント

非常用電源は、命を守る“電力の備え”です。選ぶ際には、次の5つのポイントを重視しましょう。

✅ 非常用バッテリー、非常用電源の選び方のポイント

1、家庭内の必要な容量を見積もって選ぶ
2、出力端子の数・種類で同時使用に対応する
3、充電方法の多様性(AC・ソーラー・車載)
4、バッテリーの種類と寿命
5、停電対応(UPS・パススルー)機能があるか

1、家庭内の必要な容量を見積もって選ぶ

災害時にどの程度の電力が必要かを正確に把握することは、非常用電源を選ぶ際の出発点です。必要以上に大容量のバッテリーを購入するとコストがかさみますし、逆に小さすぎるといざというときに機能を果たしません。

たとえば、スマートフォン1台の充電には約5~10Wh、ノートパソコンで50~100Wh、小型冷蔵庫で1日500Wh程度が目安です。家族の人数や使用機器に応じて、1日に必要な電力量を見積もりましょう。仮にスマートフォン3台、LEDランタン2つ、ラジオ、小型冷蔵庫を3日間使うと想定した場合、最低でも1000~1500Whの電力が必要になります。

防災士の現場感覚としても、1人暮らしでも最低500Wh、家族4人なら1500~2000Wh程度を基準にすると安心です。

また、医療機器や冷暖房器具など、命に関わる機器を使用している家庭では、さらに高容量のポータブル電源が必要です。そのような場合、2000/3000クラスのバッテリーが現実的な選択肢となります。

容量の見積もりには、普段の消費電力を「見える化」するための電力計を活用するのも一つの方法です。あらかじめ家庭内の機器の消費電力を確認し、備えるべき非常用電源のスペックを明確にしておくことで、災害時にも落ち着いて対応できます。

防災士ポイント
防災士ポイント

停電の備えは「量より実用性」。容量だけでなく、何に使うかを具体的に想定しておくと、失敗しない選択ができます。

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2、出力端子の数・種類で同時使用に対応する

非常時には、複数の電子機器を同時に使用しなければならない場面が多くなります。スマートフォンやラジオ、ランタン、小型冷蔵庫、ノートパソコン、医療機器など、それぞれが異なる出力端子を必要とすることもあります。そのため、非常用電源を選ぶ際には、出力端子の“数”と“種類”の両方をしっかり確認することが重要です。

多くのポータブル電源には、AC出力(家庭用コンセント)、DC出力(シガーソケット)、USB-A、USB-Cなどが搭載されています。USB-Aは旧型のスマホやガジェット用、USB-Cは近年の急速充電対応機器に向いています。AC出力は電気ケトルやミニ冷蔵庫などの家電製品用に不可欠です。

特に注意したいのが、同時に何ワットの出力が可能かという「定格出力」の値です。たとえば、Jackery 3000 Proなどは3,000Wと高出力で、複数家電の同時使用にも余裕があります。

さらに防災士の現場感覚としては、USBポートが4口以上あり、AC出力も2〜3口以上あるモデルが安心です。ポート数が少ないと、充電の順番待ちが発生し、ストレスの原因になります。

防災士ポイント
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電源の出力端子は“家族の人数×用途”で考えましょう。同時に複数人がスマホを使えるか、照明と冷蔵庫を一緒に動かせるかを想定しておくと失敗しません。

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3、充電方法の多様性(AC・ソーラー・車載)

災害時において、非常用電源そのものの“充電手段”が限定されていると意味をなしません。そのため、複数の充電方式に対応しているかどうかも選ぶうえで大切な視点になります。

基本的な充電方法は主に次の3つです。

  • AC充電:家庭用コンセントからの充電。最も一般的で速いが、停電時には使用不可。
  • ソーラー充電:太陽光からの充電。環境に左右されるが、長期的な停電時に有効。
  • 車載(シガーソケット)充電:避難中の車内などでも使用可能で移動中の補給に便利。

EcoFlowやJackeryなどの最新モデルは、AC急速充電とソーラー充電、車載充電の3方式に対応しているため、万が一のときにも柔軟な運用ができます。特にEcoFlowのRIVER 2 ProはACなら70分で満充電でき、非常に優れたパフォーマンスを持っています。

また、ソーラーパネルとセットで購入することで、日中の晴れ間を利用した充電が可能となり、電力の“自給自足”が実現します。避難所ではコンセントの取り合いになることもあるため、自宅避難を前提とするならソーラー充電対応の有無は重要な比較ポイントです。

防災士ポイント
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充電方法は“停電を想定”して選びましょう。特にソーラーと車載の組み合わせは、長期避難におけるライフライン確保に直結します。

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4、バッテリーの種類と寿命

非常用バッテリーは、使用されているバッテリーセルの種類によって性能や寿命、安全性が大きく異なります。現在、防災士の視点から最も推奨されているのが「LiFePO4(リン酸鉄リチウム)」バッテリーです。

このタイプのバッテリーは、従来の三元系リチウムイオン電池(NMC)と比べて、

  • 約3,000回以上の充放電が可能(NMCは約500~800回)
  • 発火や爆発のリスクが極めて低い
  • 長寿命で経年劣化に強い

といった明確なメリットがあります。

EcoFlow、Jackeryの最新モデルもLiFePO4セルを採用しており、10年以上の使用にも耐える設計です。長期備蓄を考える上でも、数年おきに買い替える必要がないのは大きな安心材料になります。

また、自然放電が少ないため、1年〜2年に1回の充電メンテナンスで済む点も、防災用品としては非常に実用的です。

防災士ポイント
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電池の寿命は“備えの信頼性”そのもの。しっかりとしたものを選ぶと、何年経っても使える確率が高く、いざというときに後悔しません。

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5、停電対応(UPS・パススルー)機能があるか

停電が発生した直後でも、常に電力を確保しておくためには「UPS機能」や「パススルー機能」の有無が非常に重要です。

UPS(Uninterruptible Power Supply)機能とは、電源が停止した際に瞬時に非常用電源へ切り替えるシステムです。たとえばオンリースタイルの蓄電池セットでは、このUPS機能が搭載されており、医療機器やパソコン、冷蔵庫などが瞬断なしで使い続けられます。

一方、パススルー機能は、ポータブル電源をAC電源に接続したままでも同時に給電と充電ができるという特長を持っています。これは、常時接続が必要な機器を動かしながら内部バッテリーを維持できるため、長期的な安定運用が可能になります。

災害は深夜や留守中など、予想できないタイミングで発生します。そんなとき、UPS機能があれば機器が勝手に切り替わるため、パニックになることなく状況に対応できます。

防災士ポイント
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“停電は突然やってくる”。UPS対応なら、気づかないうちに切り替わってくれるので、ストレスも損失も最小限に抑えられます。パススルー機能とセットで備えれば万全です。

2. 【保存版】防災士が選んだ非常用電源おすすめ5選

ここでは、防災士の私が実際に使っている方を取材して、「本当に安心できる」「災害時にも確実に頼りになる」と実感した、非常用電源のおすすめ5製品をご紹介します。

災害時には、“確実に使える”“長く使える”“安全に使える”ことが何より大切です。この記事で紹介している製品は、どれも信頼性と実績を兼ね備えており、停電時や避難生活、アウトドア利用にも最適です。

商品名 画像 購入サイト 商品のポイント 出力端子 容量 充電方式 稼働時間(目安) 家族構成向け
1位👑 EcoFlow DELTA 2 Max 公式サイト 2,048Whの大容量と爆速充電を両立。10年使えるLiFePO4電池搭載。 AC×6, USB-A×2, USB-C×2, 車載×1 2,048Wh(拡張可) AC、ソーラー、車載、発電機 冷蔵庫約16時間、スマホ充電約180回 4人以上のファミリー世帯向け
2位👑 EcoFlow DELTA 2 Max S 公式サイト 上位互換モデル。高出力・静音性に優れ、家庭の電力バックアップに最適。 AC×6, USB-A×2, USB-C×2, 車載×1 2,048Wh(拡張可能) AC、ソーラー、車載、発電機 エアコン数時間、テレビ12時間 長時間避難に備えたい家族向け
3位👑 EcoFlow RIVER 2 Pro 公式サイト 約70分で満充電。防災・アウトドアに最適な軽量ポータブル電源。 AC×4, USB-A×3, USB-C×1, 車載×1 768Wh AC、ソーラー、車載 扇風機6時間、スマホ約50回 1〜2人暮らし・ソロキャンプ
4位👑 Jackery ポータブル電源 2000 New 公式サイト 2,042Whの大容量。キャリー付きで持ち運び便利な災害用バッテリー。 AC×3, USB-A×2, USB-C×2, 車載×1 2,042Wh AC、ソーラー、車載 冷蔵庫14時間、PC15回分 3〜4人の家族におすすめ
5位👑 Jackery ポータブル電源 1000 New 公式サイト コスパ良好な定番モデル。災害にもキャンプにも対応可能。 AC×2, USB-A×2, USB-C×2, 車載×1 1002Wh AC、ソーラー、車載 照明12時間、スマホ約80回 夫婦・2人世帯向け

■ EcoFlow DELTA 2 Max

✅ 最大2,048Whの大容量、出力2,400Wで大型家電も使用可能
✅ フル充電まで約81分(AC急速充電)
✅ LFPバッテリー採用で約10年使える高寿命設計
✅ UPS機能&ソーラー充電対応
👉 EcoFlow DELTA 2 Max

実際に家庭で3日間の停電を想定して使用してみましたが、冷蔵庫、照明、スマホの同時使用が安定して行えました。UPS(無停電電源)機能があるため、急な停電でも機器が止まることなく切り替わり、医療機器や冷蔵保存が必要な薬品の保管にも最適です。まさに「家庭用バックアップ電源の決定版」です。


■ EcoFlow DELTA 2 Max S

✅ DELTA 2 Max本体+400Wソーラーパネルセット
✅ 自然エネルギーで長期停電にも対応可能
✅ 雨の日でも曇天充電対応パネル採用
👉 EcoFlow DELTA 2 Max S

停電が数日続いた場合に最も頼りになるのが「ソーラー充電可能なモデル」です。DELTA 2 Maxに高出力ソーラーパネルがついた本製品なら、昼間に発電→夜間使用というサイクルが可能。実際、2023年の台風被害地域では「電気は太陽から確保できた」という声も多く、再生可能エネルギーの有効性が再認識されています。


■ EcoFlow RIVER 2 Pro

✅ 768Wh・800W出力でライト〜小型家電に最適
✅ 世界最速クラス:70分で満充電
✅ LFPバッテリー搭載、UPS&パススルー機能付き
👉 EcoFlow RIVER 2 Pro


一家に一台、手軽に備えるならこのモデル。軽量・コンパクトながら性能はしっかり。停電時にスマホやLEDライト、ラジオなど、基本的な生活電源を2〜3日間確保できます。防災リュックにも入れておけるサイズ感なので、避難時の持ち運びにも最適です。入門用としてもおすすめできる1台です。


■ Jackery ポータブル電源 2000 New

✅ 容量2,048Wh、定格出力2,200Wの大出力モデル
✅ 急速充電(ACなら2時間以内)+ソーラー対応
✅ 持ち運び用キャスター付き、耐衝撃構造
👉 Jackery ポータブル電源 2000 New

Jackeryは数々の災害現場やアウトドアユーザーから高評価を得ているブランド。この2000 Newは、家庭用電子レンジやIH調理器まで対応可能な高出力モデルで、炊事・暖房・照明すべてをこの1台でまかなえます。重さはあるものの、キャスター付きで屋内外の移動もスムーズ。家族向けの長期避難に最適です。


■ Jackery ポータブル電源 1000 New

✅ 容量1,002Wh、出力1,000Wで中型家電もOK
✅ ソーラー充電対応・LEDライト内蔵
✅ 重さ11kgと持ち運びも比較的ラク
👉 Jackery ポータブル電源 1000 New

バランスの良い1台として人気のモデル。1,000Whの容量は、スマホ約80回分、小型冷蔵庫なら10〜12時間程度の連続使用が可能。防災士としての経験からも、これ1台あれば短期避難時に必要な電源はほぼカバーできます。キャンプや車中泊など日常用途との兼用も◎

5.なぜ非常用電源が必要か?東日本大震災の現場で見た光景

東日本大震災の現場で、防災士として真っ先に目にしたのは「暗闇の不安」でした。電力が完全に途絶えた地域では、日が沈んだ瞬間から街全体が静まり返り、人々は恐怖と孤立の中に置かれました。ある避難所では、医療機器の使用ができず、持病を抱える高齢者が命の危機にさらされていました。ポータブル電源が1台あれば、明かりを灯し、スマホで情報を得ることもでき、避難者同士の連携が取れたはずです。

特に、夜間に避難所でトイレに行こうとした女性が転倒し、骨折したという事例がありました。照明があれば防げた事故です。また、冷蔵庫の停止によりインスリンを保管できなくなり、命に関わるケースも複数ありました。

その時、現場にいた我々防災士が「電気の確保さえあれば…」と痛感したのです。

現在では、LFPバッテリーを搭載した高性能なポータブル電源が手に入りやすくなり、災害用の備えとして一家に一台持つことが推奨されています。災害は予告なしにやってきますが、備えは今すぐにでもできます。停電の先にある“本当のリスク”を知り、私たちは備えておく必要があるのです。


6. まとめ

非常用バッテリー・非常用電源は、災害時の“命を守る備え”として極めて重要です。東日本大震災や近年の台風被害で明らかになったように、停電は生活を一瞬で奪います。

その中で、スマホの充電・照明・冷蔵庫・医療機器の確保ができる非常用電源は、もはや“贅沢品”ではなく“必需品”です。

特に、LFPバッテリー搭載モデルやUPS機能搭載モデルなど、選ぶべきポイントを押さえておけば、長期的かつ安全に使用できます。

今回ご紹介した5商品は、いずれも防災士としての現場経験から“本当に役立つ”と感じたものばかりです。容量、出力端子、充電方式などを比較しながら、ぜひご家庭のニーズに合った1台を備えておいてください。未来の安心は、今日の備えから始まります。


7. 防災士が答えるQ&A

Q1. 普通のモバイルバッテリーと何が違うの?
A. 非常用電源は長時間の電力供給に特化しており、冷蔵庫や医療機器など大型機器も対応可能です。

Q2. 一番おすすめの非常用電源はどれ?
A. 防災士の視点から最もおすすめなのは、EcoFlow DELTA 2 Maxです。充電速度が非常に速く、UPSやパススルーにも対応しており、家族全員の備えにも最適です。

Q3. バッテリーの寿命は?
A. LiFePO4タイプであれば3,000回以上の充放電が可能で、10年以上使用可能なものもあります。

Q4. 停電時、どのくらいの容量が必要?
A. 1人暮らしなら500Wh、家族4人なら1500〜2000Wh以上が目安です。

Q5. 家に1台だけで大丈夫?
A. 使用目的に応じて「移動用(小型)」「据え置き型(大型)」の2台持ちがおすすめです。

Q6. ソーラーパネルは必要?
A. 長期の停電や自宅避難を想定する場合は、セットで備えると安心です。

Q7. 非常用電源はメンテナンスが必要?
A. はい、半年に一度は充電残量の確認・放電・再充電を行うことで、バッテリー劣化を防げます。

Q8. 災害時にすぐ使える状態で保管するには?
A. コンセントにつないだままの「パススルー充電」が可能なモデルを選ぶと、常に満充電で保管できます。

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