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こんにちは、防災士の石川です。
災害時、最も安心感を与えてくれる食べ物は何かと問われたら、私は真っ先に「ご飯」と答えます。
地震・台風・豪雨など、日本では日常的に災害が発生します。いざというときに備えて水やライトなどの防災用品を準備する人は増えましたが、食べ物の備蓄については「なんとなく用意している」というケースが多く見受けられます。
そして、ここで意外と盲点になるのが「ご飯」の重要性です。
非常食というと、パン・ビスケット・缶詰などを思い浮かべがちですが、実際に被災された方々の声を聞くと、
「おにぎりが配られた時、一番ホッとした」
「パンも嬉しいけど、やっぱり白ごはんが食べたい」
「温かいご飯で“日常”を少しだけ思い出せた」
こういった“温かいご飯が心と体を癒す”という声は非常に多いのです。
🔴🔴【画像】(非常食ご飯を食べる家族のイメージ)
さらに最近の非常食用「ご飯」は技術の進化も著しく、以下のような特徴を持っています。
- お湯で15分、水でも60分で食べられる
- 白米だけでなく、カレー・炊き込みご飯・チャーハンなど種類が豊富
- 5年〜7年保存できる長期保存仕様
- アレルギー対応やハラール認証付き商品も登場
非常食の「主食」としてご飯をしっかり選んでおくことは、災害時の健康・精神的安定・満足感のすべてに直結します。
また、自治体や防災機関が推奨する「最低3日分(72時間)×人数分」の備蓄を考えると、最低でも1人につきご飯を6~9食程度備えておくのが理想です。
本記事では、防災士の立場から、
- どんなご飯の非常食を選べばよいか(選び方のポイント)
- おすすめのご飯系非常食5選
- 実際の被災現場での「ご飯」の重要性
- よくあるQ&Aと備蓄のコツ
について詳しく解説していきます。
「非常食としてのご飯って、ただの白米でしょ?」と思っている方ほど、ぜひ最後まで読んでみてください。あなたや家族を支える一膳のご飯が、非常時にどれほど大きな力になるか、きっとわかっていただけるはずです。
非常食ご飯の選び方|防災士が教える失敗しない5つのポイント
1. 長期保存が可能か(保存年数は最低5年を目安に)
非常食は「使わないに越したことのない」食品です。だからこそ、長期保存が可能かどうかは非常に重要な選定ポイントです。
市販されているご飯の非常食は、
- 3年保存タイプ
- 5年保存タイプ
- 7年保存タイプ(最近は10年タイプも)
などがありますが、最低でも5年保存できるものを選びましょう。
特に、
- ご家庭の備蓄として長期間ストックしたい
- 学校や自治体などで大量に備える場合
- 賞味期限切れによる“買い替え漏れ”が心配な人
には「5年〜7年保存可能」なアルファ米タイプが安心です。
実体験からのアドバイス:
以前、防災訓練で参加者に賞味期限切れの非常食を持参してもらうという試みを行いました。
「気づいたら3年保存のものが期限切れだった」「そもそも賞味期限をチェックしていなかった」という声がとても多く、“期限の長さ”は見落とされやすい重要ポイントだと実感しました。
🔴🔴【画像】(5年・7年保存と記載のある非常食パッケージ)
2. お湯・水で簡単に戻せるか(調理不要が理想)
非常食のご飯といえば「アルファ米」や「レトルトご飯」が代表格ですが、災害時には調理環境がない可能性が非常に高いため、お湯または水で食べられるタイプかどうかが重要です。
具体的には、
- アルファ米:お湯で15分、水で60分
- フリーズドライ系:お湯を注ぐだけ
- レトルト系:温め不要タイプも増加中
のように、“加熱不要”でも食べられるご飯は非常に重宝されます。
現場の声:
2018年の西日本豪雨では、避難所で「温められる食事」が数日提供されなかった地域もありました。
そのとき、「水だけで戻せるご飯がある人はすぐに食事がとれたが、レトルトしか持っていない人は食べられなかった」という声が多く、“火を使わずに食べられること”の重要性が浮き彫りになりました。
🔴🔴【画像】(非常時にお湯や水で戻す様子の写真)
3. 味のバリエーションが豊富か(飽きずに食べ続けられる)
災害時、食欲が湧かない・ストレスが溜まる・水分が不足する…といった状況が続きます。
そんな中で同じ味の白ごはんだけが3日間続くと、食事そのものが苦痛になり、体調不良にもつながります。
だからこそ、味のバリエーションは非常に大切。
アルファ米の非常食には以下のような味があります:
- 白米
- わかめご飯
- カレーご飯
- ひじきご飯
- チャーハン
- きのこご飯
- 梅しそご飯
特に、カレー系・混ぜご飯系・中華系は人気が高く、「非常食とは思えないほど美味しい」という評価も増えています。
防災士の視点:
私は講演などで「非常食は“日常食の延長”で選んでください」とお伝えしています。
普段から「和食派」の方は和風の味を、「子どもがカレー大好き」という家庭にはカレー味を…と、“普段に近い味を備えること”が心の安定にもつながります。
4. アレルギー対応・ハラール対応など“誰でも安心して食べられる”か
避難所には年齢も体調も異なるさまざまな人が集まります。
そのため、アレルギー対応や特別食対応の非常食を用意しておくことが非常に重要です。
最近では、
- アレルゲン28品目不使用
- グルテンフリー
- ハラール対応(イスラム教徒向け)
- ビーガン対応
などに配慮されたアルファ米も増えています。
過去の事例:
ある自治体ではアレルギーのある子どもに適した食料が支給されず、親が困っていたという事例がありました。
「全員が同じ非常食を食べられるとは限らない」という認識を持つことが、備蓄計画の第一歩です。
🔴🔴【画像】(アレルギー対応マーク付きのパッケージ)
5. 1袋あたりのボリュームと賞味方法(実際に食べやすいか)
最後に意外と見落としがちなのが、「1袋あたりの量が多すぎる/少なすぎる」といった実用性の差です。
アルファ米はお湯を加えると1.5倍程度に膨らみます。
- 子どもや高齢者には1袋では多すぎることも
- 逆に成人男性には1袋では足りないケースも
- 分けて食べたいが、スプーンが同梱されていない場合もある
また、食べる際に、
- スプーン付きかどうか
- 自立式パッケージかどうか
- お湯の目安線が付いているか
なども、実際の使用感に直結します。
防災士の実体験:
私が実際に備蓄していた某社のアルファ米では、スプーンが入っていなかったため「食べられない」という声が避難訓練中に出ました。
それ以来、「スプーン付き」「簡易容器でも食べられる」を確認するのが基本になっています。
防災士が選んだ!ご飯系の非常食おすすめ5選
| 順位 | 商品名 | 画像 | リンク | 特徴 | 比較コメント |
|---|---|---|---|---|---|
| 👑1位 | 希望食品 カレーご飯 | 🔴🔴【画像】 | 公式サイト | 水・お湯で戻せるスパイス控えめなカレー風味 | 味付けバランス◎で食欲のない災害時にもおすすめ |
| 👑2位 | 希望食品 ひじきご飯 | 🔴🔴【画像】 | 公式サイト | 28品目アレルゲンフリーで和風テイスト | アレルギー対策にも◎。幅広い年齢層に適応 |
| 👑3位 | アルファー食品 わかめご飯 | 🔴🔴【画像】 | 公式サイト | あっさり風味+国産米使用 | 胃腸にやさしく非常時でも食べやすい |
| 4位 | 尾西食品 チキンライス | 🔴🔴【画像】 | 公式サイト | 子ども人気No.1のケチャップ風味 | お子様がいる家庭に特におすすめ |
| 5位 | 石井食品 玄米ごはん | 🔴🔴【画像】 | 公式サイト | レトルト玄米・無添加・柔らか仕上げ | シニア層にもやさしく、家庭での備蓄に最適 |
👑1位 希望食品 アルファ米 カレーご飯
🔴🔴【画像】(商品イメージ)
✅ スパイシーすぎず食べやすい中辛仕立て
✅ お湯で15分、水で60分で完成
✅ スプーン付き・自立パッケージで避難所でも便利
防災士コメント:
災害時に食欲がわかない時でも食べやすく、満足感の高い味付け。お子様や高齢者にも配慮された優しい味で、万人におすすめできます。
👑2位 希望食品 アルファ米 ひじきご飯
🔴🔴【画像】(商品イメージ)
✅ 和風だしの効いた優しい味わい
✅ アレルギー特定原材料等28品目不使用
✅ 長期保存(製造から5年)で備蓄にも最適
防災士コメント:
「和食が落ち着く」という方に特に好評。水でも十分に戻るので、加熱不要でも安心。食物繊維がとれるのも嬉しいポイントです。
👑3位 アルファー食品 安心米 わかめご飯
🔴🔴【画像】(商品イメージ)
✅ 国産米100%使用・化学調味料不使用
✅ 食欲がない時でも食べやすいあっさり系
✅ スプーン付き・保存期間5年
防災士コメント:
体調を崩しやすい避難生活の中でも、胃腸にやさしく食べられる安心の一品。防災訓練でも「おかわりしたい」と言われるほどの人気。
4位 尾西食品 アルファ米 チキンライス
🔴🔴【画像】(商品イメージ)
✅ 甘めケチャップ味+鶏肉入りで子どもにも人気
✅ パッケージ調理&スプーン付き
✅ 長期保存7年で備蓄にも安心
防災士コメント:
子どもたちの「おいしい!」を引き出す非常食。学校やファミリー層に最適で、ストレス下でも笑顔になれるご飯です。
5位 石井食品 レトルト玄米ごはん(無添加)
🔴🔴【画像】(商品イメージ)
✅ 常温保存可能なレトルトパック
✅ 有機玄米100%で栄養価が高い
✅ そのままでも食べやすい柔らかさ
防災士コメント:
アレルギー対応や無添加志向の家庭にぴったり。レトルトながら、柔らかめで水分量が多く、咀嚼力が落ちた高齢者にもやさしいご飯です。
おすすめの非常食は“主食”の備えが心と体を守る
災害時、真っ先に問題になるのが「食の確保」です。そして、単なるカロリー補給ではなく、日常に近い食事をとれるかどうかが、被災者の心身の健康に大きく影響します。
その中でも、ご飯系の非常食は、「主食=エネルギー源」として極めて重要。パンやゼリー飲料とは違い、しっかり噛んで食べることができるご飯は、脳の働きやストレスの緩和、咀嚼による満足感など、心理的安定にも役立ちます。
こんな声が現場から寄せられています
- 「おにぎり1個に心が救われた」
- 「アルファ米でも、温かいご飯だと涙が出た」
- 「パンばかりで胃がもたれて、やっぱりご飯が恋しかった」
非常食として選ばれるべきご飯の特徴は、単なる保存性や量だけでなく、食べやすさ・味付け・調理方法の簡便さ・衛生面なども含まれます。
たとえば、高齢者や子どもがいる家庭では、味の濃さ・アレルゲン・水分量などが非常に重要になります。また、水や電気が使えない状況でも対応できる「水戻しOK」「スプーン付き」「袋調理対応」などのポイントも見逃せません。
ご飯系非常食は「定期的な見直しと入れ替え」が大切
非常食は買ったら終わりではなく、定期的に消費・補充(ローリングストック)することが大切です。とくにご飯系のアルファ米やレトルトは、災害が起こらなくても「忙しい日の昼食」「キャンプ」「アウトドア」「子どもの遠足や合宿」にも活用できます。
保存食のイメージを変えるような「おいしい非常食」は、家族にとっても前向きな備えになります。
防災士の視点からの最終アドバイス
- 最低3日分×人数分の主食(ご飯)を確保する
- 味のバリエーションを持たせる(和・洋・薄味)
- 家族の構成(アレルギーや年齢)に合わせた選定をする
- お湯と水、どちらでも作れるものを選ぶ
- 普段から味を確かめ、慣れておく
防災とは、“非常時にも日常の延長を作る”こと。
美味しいご飯があれば、そこに笑顔や安心が生まれます。
ぜひ、この記事を参考にして、「家族の未来を守る」ご飯系非常食を選んでみてください。
よくある質問(Q&A)
Q1. ご飯系の非常食はどのくらい備蓄しておくべきですか?
最低3日分×人数分の主食を備えるのが基本です。たとえば、2人家族であれば「ご飯6食分」が目安。ただし、実際の被災者の声からは「1週間以上の備えがあってよかった」という事例も多く、最低7日分の備蓄を推奨する防災士も増えています。
Q2. おすすめのご飯非常食を教えてください
防災士としておすすめするのは以下のような商品です:
- 希望食品の「ひじきご飯」「カレーご飯」:味・保存性・簡単調理すべて◎
- 尾西食品のアルファ米シリーズ:味のバリエーション豊富でアレルゲン対応商品もあり
- サタケのマジックライス:調理しやすく、災害現場での使用実績も豊富
詳細は記事内の「おすすめ非常食セット」パートをご覧ください。
Q3. アルファ米とレトルトご飯の違いは何ですか?
- アルファ米:お湯または水で戻すタイプ。長期保存(5年以上)可。軽量・コンパクト。
- レトルトご飯:加熱が必要(湯せん・レンジ)。アルファ米より重量がある。
保存期間・調理方法・使用シーンで選ぶのがポイントです。
Q4. 水でも作れる非常食ってありますか?
はい、多くのアルファ米は「水戻し」対応です。たとえば尾西食品や希望食品の多くの商品は、お湯で15分・水で60分ほどで食べられます。断水・停電時でも安心です。
Q5. ご飯系非常食はどんな味がありますか?
近年は「白飯」「五目ごはん」「カレーごはん」「わかめごはん」「チキンライス」「梅しそごはん」などバリエーションが非常に豊富。長期保存でも飽きずに食べられるよう、数種類を揃えておくのが理想です。
Q6. 小さい子どもや高齢者にも食べられますか?
はい、やわらかめに仕上がるアルファ米や、味付けがやさしい商品を選べば安心です。スプーン付きや袋のまま食べられる商品もあり、食器がないときも衛生的に利用できます。
Q7. 開封後はどれくらい持ちますか?
アルファ米やレトルトご飯は、開封後はすぐに消費する必要があります。
湿気や雑菌の影響を受けやすいため、食べきれないときは家族と分ける・密封容器で保存して早めに消費するなどの工夫が必要です。
Q8. 保存期間が過ぎた非常食はどうしたらいい?
賞味期限が近づいたら、日常の食事として「消費」し、同じ数だけ買い足す「ローリングストック」方式がおすすめです。食べ慣れておくことで、災害時にも安心して食べられます。

