停電時に安心をもたらす懐中電灯おすすめ5選|防災に必須のライト
こんにちは、防災士の石川です。
災害時に真っ先に必要になるものの一つが「明かり」です。
特に地震・台風・停電などで電気が使えなくなると、夜間の避難や屋内の移動が非常に危険になります。
そんなとき、頼りになるのが懐中電灯です。
スマホのライトでも代用できそうですが、長時間の使用はバッテリー切れにつながるため、専用の懐中電灯を用意しておくことが防災の基本になります。

この記事では、防災士の視点から「どんな懐中電灯を選べばいいのか?」「停電時に本当に役立つものはどれか?」という疑問にお答えしながら、おすすめの懐中電灯5選をご紹介します。
以下のような悩みを持つ方に特におすすめです:
- いざというとき、どんなライトが役立つのか分からない
- LEDライトや多機能ライトなど種類が多くて迷っている
- 子どもや高齢者でも使いやすい懐中電灯が知りたい
- 避難所や車中泊でも安心して使える防災ライトを探している
災害はいつ起きるかわかりません。
備えあれば憂いなし。必要な「明かり」は、今のうちにしっかり準備しておきましょう。
このあと、懐中電灯の選び方や比較表、そして防災士が本気でおすすめする商品を順に紹介していきます。
懐中電灯の選び方|防災士が教える3つのポイント
懐中電灯はどれも同じように見えて、実は選び方を間違えると「いざというときに使えない」という事態に陥りかねません。
ここでは、防災士の視点から、懐中電灯選びで失敗しないための3つのポイントをご紹介します。
明るさと配光範囲(ルーメンと照射角度)
防災用としての懐中電灯では、明るさ(ルーメン)は非常に重要です。
避難所や停電時の屋内照明として使うなら、100〜300ルーメン程度あれば安心感があります。
しかし、ただ明るいだけでなく、「広範囲を照らせるか」「一点集中か」など、照射角度(配光)にも注目してください。

たとえば、夜間に避難路を照らすなら広角型、作業や足元確認なら集光型が便利です。
製品によってはフォーカス調整機能付きのものもあり、1台で広範囲と一点照射を使い分けられるモデルもあります。
電源タイプ|電池式・充電式・ハイブリッド型
停電中に使う懐中電灯では、電源の確保もカギになります。
主に次の3種類の電源方式があります:
- 乾電池式:入手しやすいが、長期保管時に液漏れのリスクも
- 充電式(USB・ソーラー):繰り返し使えるが充電が切れると使えない
- ハイブリッド型(電池+充電):どちらでも対応可能で安心

防災士としておすすめなのは、乾電池+USB充電のハイブリッド型。
特にスマホを充電できるタイプなら、通信手段も同時に確保できます。
災害時は「電池が買えない」「充電できない」ことが多いため、複数方式に対応していると非常に心強いです。
機能性|防水・多機能・軽量性
防災用懐中電灯は、防水性や付加機能も重視しましょう。
特に以下のような機能はあると便利です:
- 防水等級(IPX4以上):雨や水場での使用に強い
- 点滅・SOSモード:遭難時や危険時に居場所を知らせる
- マグネット付き・スタンド式:両手を使いたい場面で便利
- 軽量・コンパクト:携帯性が高く、バッグやポケットに収納しやすい

また、高齢者や子どもでも使えるシンプル操作の製品も防災向けとして適しています。
複雑なモード切替や強すぎる光で目がくらむような製品は避け、必要な明るさと機能に絞って選ぶことが大切です。
👑防災士が選んだ!おすすめの懐中電灯5選【2025年版】
| 商品仕様 | 1位👑 | 2位👑 | 3位👑 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | GENTOS (ジェントス) RX-286R | LEDLENSER P7R Core | パナソニック BF-BG41K | OLIGHT I1R2 PRO | パナソニック BF-BM11M-W |
| 商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 特徴 | 高出力1200lm・耐久性が高く災害向き・照射切替や調光が多用途で便利 | 強力1000lmで屋外でも十分・防水防塵のタフ設計・USB充電で長時間使用可能 | エボルタNEO電池が付いてすぐ使える・扱いやすく停電時に最適・軽量でコスパ良好 | 超小型ながら高出力で実用的・USB-C高速充電・丈夫なアルミボディ | 非常時に扱いやすいシンプル構造で信頼性が高い・電池寿命が長くすぐ使える・軽量で防災バッグに入れやすい |
| 給電方法 | USB充電 | USB充電 | 乾電池(単3×1本) | USB-C充電 | 乾電池(単4×3本) |
| ルーメン数 | 1200 lm | 1000 lm | 15 lm | 180 lm | 20 lm |
| 重さ | 188g | 202g | 55g | 22g | 70g |
| サイズ | 150×36×36 mm | 158×35×35 mm | 26×135×26 mm | 16×44 mm | 26×95×26 mm |
| 価格 | 8000〜10000円 | 13000〜16000円 | 900〜1200円 | 2500〜3000円 | 1000〜1300円 |
| ご購入サイト | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する | 購入する |
懐中電灯おすすめ5選【防災士厳選】
👑1位 GENTOS (ジェントス) RX-286R

・パワフルな明るさと長時間点灯を両立した防災向けの人気シリーズ。
・USB充電式で繰り返し使えるうえ、耐衝撃・耐水のタフ設計。
・明るさ調整やスポット/ワイド切り替え可能で幅広い用途に対応。

高出力で幅広い照射モードが選べるため、停電時の室内から屋外での活動まで幅広く対応できます。耐衝撃・耐水性も高く、家庭用防災として1台あると非常に心強いライトです。
👑2位 LEDLENSER(レッドレンザー)P7R Core


・1,000lm超えの強力ライトで、屋外活動や夜間捜索にも使えるレベル。
・防水性能(IP68)+頑丈ボディで、災害現場でも安心して使える。
・USB充電式でランタイムが長く、毎日の防災備蓄としても最適。



災害現場レベルの高出力と耐久性を備えた、プロ仕様の信頼できる一本。夜間の屋外移動・捜索・点検など、過酷な状況でも頼れる“本格派”の防災ライトです。
👑3位 パナソニック BF-BG41K


・付属で長寿命のエボルタNEO電池がついてすぐ使える。
・手軽で扱いやすく、停電時の懐中電灯として家庭に1本おすすめ。
・明るさと持ちやすさのバランスが良く、コスパの高い防災ライト。



電池1本で使えるシンプル構造は、緊急時に非常に安心感があります。乾電池式は補充がしやすく、長期避難でも使い続けられる点が防災として優秀です。
4位 OLIGHT I1R2 PRO


・キーホルダーサイズながら高出力で、夜間の足元照明に十分な明るさ。
・USB-Cで素早く充電でき、普段使いと防災を両立できる超小型モデル。
・アルミボディで丈夫なため、持ち歩き用として非常に長持ち。



小型ながら照射能力は高く、非常用としても日常使いとしても活躍。バッグに常備する“普段使いできる防災グッズ”。
5位 パナソニック BF-BM11M-W


・非常時に扱いやすいシンプル構造で、子どもや高齢者にも安心。
・電池寿命が長く、いざという時すぐ点灯できる信頼性の高いライト。
・軽量コンパクトで、防災バッグ・車内・玄関に置きやすい。



シンプルで誰でも扱いやすく、停電時にすぐ使える信頼性の高いライトです。防災バッグや玄関、車内など家庭の各所に複数本備えておきたい“基本の1本”です。
災害時の“灯り”は命を守る備え
突然の停電や避難所生活、夜間の避難……。
そんなときに「明かりがあるだけで、どれほど安心できるか」を、実際に災害を経験した方々は口をそろえて語ります。
スマホのライトでも一時しのぎはできますが、
- 充電の消耗が早く
- 片手がふさがる
- 照射範囲が狭い
といった問題があり、非常用には不向きです。
一方、防災用の懐中電灯は
- 長時間の点灯性能
- 両手を使える設計
- 防水・防塵・衝撃耐性
など、緊急時に必要な機能がしっかり備わっています。
特に最近のモデルは
- USB充電やソーラー・手回しハイブリッド
- ラジオやサイレンとの一体型
- 子どもでも扱いやすい軽量設計
といった、防災・アウトドアの進化が反映された高機能な商品が増えています。
災害はいつ起こるかわかりません。
だからこそ「使いやすい1本」を事前に用意しておくことが、命を守る備えになります。
防災士として強くおすすめしたいのは、
「家族の人数分+α」の懐中電灯を用意し、
- 寝室や玄関などにそれぞれ設置
- 防災リュックに必ず1本入れる
- 子ども用には軽量モデルを選ぶ
など、場所と用途に応じた使い分けです。
ぜひこの記事を参考に、ご家庭の備えを見直してみてくださいね。
よくある質問(Q&A)
Q1:防災用の懐中電灯は何本用意すればいい?
→ 家族の人数分+予備1本が基本です。リビング・寝室・玄関・車内など、複数箇所に配置するのがおすすめです。突然の停電時、手元にすぐ取り出せる場所にあると安心です。
Q2:おすすめの防災用懐中電灯を教えてください。
→ 初心者にも扱いやすく、防災性の高い以下の機種がおすすめです。
- GENTOS (ジェントス) RX-286R:明るさ・防水・多電源すべて優秀な万能タイプです。
防災として考えるのであれば、値段は高めでも持っておいて損はありません。
ローリングストックとして、普段使いでもキャンプ用としても問題なく使用できます。
Q3:電池式と充電式、どちらを選ぶべき?
→ 停電や長期避難を考えると、乾電池式+予備電池の併用が基本。充電式を選ぶ場合は、手回しやソーラー充電の補助機能つきがベターです。どちらも1本ずつ備えておくと安心です。
Q4:子どもや高齢者に扱いやすいライトはありますか?
→ ボタンが1つで操作できる軽量タイプが理想です。特に「Panasonic BF-BG41K」は電池1本で点灯でき、年齢問わず扱いやすいため、防災リュックにもぴったりです。
Q5:ランタンとしても使える懐中電灯はある?
→ あります。例えば、アイリスオーヤマ LWK-300はスタンド付きで設置可能、広範囲を照らすランタン機能も搭載しているので、室内灯代わりに使えます。
Q6:スマホ充電ができるライトはありますか?
→ はい。USB出力機能つきのライト(GENTOS EX-000RやLWK-300など)なら、非常時にスマホへの給電が可能。ライト兼モバイルバッテリーとしても活用できます。
Q7:防災ライトの保管で気をつけることは?
→ 電池の液漏れを防ぐために、使用しないときは電池を抜いておくことが鉄則です。また、直射日光や高温多湿な場所を避け、定期的に点灯確認をしましょう。
Q8:使用期限や買い替えの目安はありますか?
→ LEDライト自体は長寿命ですが、電池の腐食・パッキンの劣化・スイッチの不調などが起こりうるため、3〜5年ごとの点検・交換を推奨します。点検日は防災用品の点検日(3月と9月)に合わせると忘れにくいです。


















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