
▼東京・神奈川・埼玉・千葉で防火対象物点検をお探しの方はこちら▼面積別の料金表と、無料見積もりの依頼はこちらからできます。
防火対象物点検の料金表と無料見積もり防火対象物点検報告制度について
防火対象物点検報告制度は、一定規模以上の建物の防火管理体制や避難設備の状況を、専門の資格者が点検し、消防署へ報告する制度です。
主に、飲食店・ホテル・商業施設・病院・福祉施設・複合ビルなどが対象です。
特に収容人数300人以上の施設では対象になるケースが多く、東京でも多くの建物で点検が必要です。
- 防火対象物点検報告制度とは
- 消防設備点検との違い
- 東京で対象になる建物
- 点検から報告までの流れ
防火対象物点検報告制度がなぜ必要なのか

防火対象物点検報告制度は、消防法第8条の2に基づき、一定の建物について防火管理体制や避難安全性を確認する制度です。
火災の被害を最小限に抑えるには、次の3つが大切になります。
- 避難経路が確保されていること
- 防火戸などが適切に働くこと
- 防火管理体制が整っていること
そのため消防法では、一定の建物に対して有資格者による点検と、消防署への報告の義務を定めています。
消防設備点検と防火対象物点検の違い
多くの方が混同するのが消防設備点検との違いです。結論から言うと、点検する対象がまったく違います。

=ハード(設備)の点検
- 消火器
- 自動火災報知設備
- スプリンクラー
- 屋内消火栓
- 誘導灯
根拠:消防法第17条

=ソフト(建物の安全管理)の点検
- 避難経路の確保
- 防火戸が閉まるか
- 防火管理者の選任
- 消防計画の作成
根拠:消防法第8条の2
消防設備点検とはハードの点検(設備の点検)
火災が起きたときに設備が正常に動くかを確認する点検です。
たとえば、消火器の期限が切れていないか、火災報知器が正常に作動するか、スプリンクラーが作動するか、といった設備の機能チェックを行います。
防火対象物点検とはソフトの点検(建物の安全管理)
建物全体の防火管理体制を確認する点検です。避難経路が確保されているか、防火戸が正常に閉まるか、防火管理者が選任されているか、消防計画が作られているか、などを見ます。
つまり、設備ではなく建物の安全管理を点検する制度です。
なぜ2つの点検が必要なのか
火災対策には設備と管理体制の両方が必要だからです。
火災報知器があっても、避難通路が塞がれていたり、防火戸が閉まらなかったりすると、安全に避難できません。そのため、消防設備点検(設備)と防火対象物点検(管理)の2つの制度が設けられています。
東京で防火対象物点検が必要になる建物
防火対象物点検は、不特定多数の人が利用する建物が対象です。代表的な例は次のとおりです。
飲食店居酒屋・レストラン
物販店舗スーパー・コンビニ
ホテル宿泊施設
複合ビル商業ビルこのほか、病院などの医療施設や老人ホームなどの福祉施設も対象になります。特に収容人数300人以上の施設は対象になるケースが多いです。
防火対象物点検の点検内容
建物の防火管理体制や避難安全性を、次の3つに分けて確認します。
防火管理体制防火管理者が選任されているか/消防計画が作成されているか/避難訓練が実施されているか
避難経路避難通路が確保されているか/階段に障害物がないか/避難口が施錠されていないか
防火設備防火戸の動作/防火シャッター/防火区画防火対象物点検は誰ができるのか
誰でもできるわけではなく、防火対象物点検資格者という資格が必要です。消防設備士や消防設備点検資格者などが講習を受けて取得します。
そのため一般的には、消防設備会社や防災会社へ依頼するケースが多いです。
防火対象物点検から報告までの流れ
建物管理者が業者へ依頼してから消防署へ報告するまで、次の流れで進みます。

- 点検業者へ依頼防火対象物点検資格者がいる消防設備会社や防災会社へ依頼します。
- 現地調査点検資格者が建物を訪問し、防火管理体制や避難設備を確認します。
- 防火管理体制や避難設備の確認消防計画の作成/避難通路の確保/防火戸が正常に閉まるか/防火管理者の選任、を確認します。
- 点検結果の作成点検結果をまとめ、消防署へ出す報告書を作ります。
- 消防署へ報告作った報告書を、建物を管轄する消防署へ出して完了です。
▼東京・神奈川・埼玉・千葉で防火対象物点検をお探しの方はこちら▼面積別の料金表と、無料見積もりの依頼はこちらからできます。
防火対象物点検の料金表と無料見積もりまとめ
防火対象物点検報告制度は、火災のときに建物利用者の安全を守るための重要な制度です。消防設備の点検とは異なり、建物全体の防火管理体制や避難経路の安全性を確認する点検で、一定の建物では消防法により実施と報告が義務付けられています。
特に東京では、飲食店・商業施設・宿泊施設・福祉施設など、不特定多数の人が利用する建物が多く、対象になるケースも少なくありません。
自分の建物が対象かどうか分からない場合や、点検の進め方に不明点がある場合は、消防設備会社や防災会社へ相談して確認することをおすすめします。日頃から適切な防火管理を行い、万が一の火災でも安全に避難できる環境を整えておくことが大切です。
防火対象物点検のよくある質問
Q1. 防火対象物点検はどれくらいの頻度で行う必要がありますか?
A.防火対象物点検は、年1回の実施が基本です。毎年点検を行い、その結果を消防署へ報告する必要があります。
Q2. 防火対象物点検が免除されることはありますか?
A.一定の条件を満たす建物では、特例認定制度が適用される場合があります。防火管理が適切に行われている建物に対して、点検を免除する制度です。
主な条件:
- 過去3年間消防法違反がない
- 防火管理が適切に行われている
- 消防署の認定を受けている
Q3. 防火対象物点検の費用はいくらくらいですか?
A.費用は建物の規模や設備によって変わります。防災.comでの目安は次のとおりです(テナント1つの場合)。
ビル1棟などの大きな建物は、現地を確認したうえでのお見積りになります。
Q4. 防火対象物点検を行わないとどうなりますか?
A.消防署から、指導・立入検査・改善命令などが行われる可能性があります。悪質な場合は消防法違反として処分の対象となることもあります。
Q5. 防火対象物点検はどこに依頼すればいいですか?
A.防火対象物点検資格者が在籍する消防設備会社などへ依頼します。依頼するときは、次の点を確認すると安心です。
- 防火対象物点検資格者がいる
- 点検結果報告書のお届けまで対応している
- 実績がある
Q6. 東京ではどこの消防署に報告するのですか?
A.建物の所在地を管轄する消防署です。東京の場合は、東京消防庁の各消防署が窓口になります。
▼管轄の消防署を探す(東京消防庁HP)
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/fs/index.html
▼東京・神奈川・埼玉・千葉で防火対象物点検をお探しの方はこちら▼面積別の料金表と、無料見積もりの依頼はこちらからできます。
防火対象物点検の料金表と無料見積もり飲食店:「はまなす」運転太郎(CC BY 3.0)/複合ビル:「居酒屋 ごこお」運転太郎(CC BY 3.0)/物販店舗:「Bio c’ Bon Ikejiri Store」RiceCracker(CC BY-SA 4.0・看板の文字を消す加工)/ホテル:「Aichi Shinshiro」円周率3パーセント(CC BY-SA 4.0・看板の文字を消す加工)/防火戸:「防火戸の付いた非常口」Keruton(CC BY-SA 4.0・点検員を加えた合成)/誘導灯:「パナソニック電工 製造 避難口誘導灯」Rebirth10(CC BY-SA 4.0)/避難階段:「SkyPlaza Kashiwa Tower 2 EmergencyStairs-N」Algebar(CC BY-SA 4.0)。いずれもWikimedia Commonsの写真です。点検員や訓練の様子が写っている画像は、イメージ画像です。